オーディションを受ける(その2) [コルネット/音楽]
いったい、オーディションってどんな感じなのだろう?
楽器のオーディションを受けるのは、人生はじめてで緊張します。
自分の得意な曲を吹いたり、初見で何かフレーズを吹かされたりするのかなぁ…
披露できそうな曲と言ってパッと思いつくのは
・埴生の宿
・ダニーボーイ
・鳩と少年(ラピュタでバズーが吹く曲)
・ショスタコーヴィチ「ワルツ第2番」
・ロドリーゴ「アランフェス協奏曲」(ブラス!!の映画バージョン)
・Floral Dance
・アーバンのバリエーションNo. 5 (Theme, Var.I, Var.II まで)
・アーバンのバリエーションNo.10 (Theme, Var.I, Var.II まで)
・アーバンのバリエーションNo.11
あたり。
前日の夜にミュートを付けて自宅で練習して、これらの曲を軽く
さらっておきました。
そして水曜日の夜、仕事を終え、その足でオーディション会場に。
いざ出陣。
会場に到着。19時でこの明るさ。だいぶ登ってきた感じ。
金管バンドのオーディションを受けに来たはずなのに、オーディション会場は
音楽科のあるCollegeの吹奏楽(ウィンドバンド)の合奏場。
実際、そこには金管だけでなく木管の楽器をもった人たちもいっぱい。
ちょっと「???」と思いましたが、まずは指揮者にあいさつ。
すると、とりあえず吹奏楽の合奏に参加するようにとの指示。
音出し。
ラッパの人から「お!うまいね」とか「コルネットらしい柔らかいいい音で
うらやましいね」とかほめられてちょっとうれしかったです。
そして、合奏。演奏会が終わった直後で、次回の演奏会に向けた初見大会の
ようでしたが、みなさん、むっちゃうまいんですけど!
とにかく演奏や吹き方、アーティキュレーションが的確で正確で安定していて、
今まで演奏してきたどのバンドよりもさらにレベル高ーっ。
個々人の演奏レベルが高く、演奏に余裕があるので、吹いていて楽しいし、
バンドの雰囲気も和やかで、とても好印象。
1時間ほど合奏して休憩。
ここで指揮者の人に呼ばれてオーディション開始。
指揮者の控室というか個室というか、そんな感じの別室に通されます。
「じゃぁこれを吹いて」と渡されたのがFirst Suite for Military Bandの楽譜
(だったと思います…記憶があいまいって時点で実はもうテンパってます)。
初見でいきなりこれですかい。
本来なら、初見で吹く前に、調号記号をチェック、拍や速さをチェック、
どこで息継ぎするかをチェック、など、いろいろ確認してから吹き始めるのに
なぜかこの時は緊張してしまい、
楽譜を渡されて、10秒後には吹き始めてました(ダメだこりゃ)。
やべーぇ、と思いながら、あわてて音符とアーティキュレーションを正確に、
と超高速で心がけて、自分の心を落ち着かせていたつもりだったのですが、
指揮者の表情を見るになんとなく惨敗な感じ。
音符を一音一音追うのに精一杯で、音楽としての表現や曲全体の中で
どういう流れで吹けばよいのか、リズムもつかみきれず、心もソワソワ
したまま吹き終えてしまいました。
結果はやはり不合格。
「うちのバンドのレベルには足りないね、残念だけど。サマーキャンプとかで
練習して、また受けにおいで」
たぶんオーディションは実質、5分くらいだったと思います。
自分の持ちネタなど自由に曲を吹く機会はなく、初見の一発勝負のみ。
普段の30%くらいしか発揮できない悔しい演奏でしたが、
その一発でどこまでパフォーマンスを出せるか
も実力のうち。
いい勉強になりました。
オーディションの最後に、この吹奏楽と金管バンドの関係がわからなかったので
質問してみると「この吹奏楽のバンドのメンバも多くがプロだけれど、バンドの
金管奏者の選りすぐりのメンバと音楽科のメンバで金管バンドは作ってるので、
まずはこの(吹奏楽の)バンドに入れるようになることだね」とのこと。
そういう仕組みなのか…。
しかも、プロと音大生のバンドだったとは!
知らぬが仏で、どえらいところに飛び込んだものです。
オーディションが終わった後は再び、合奏に合流。
そして合奏が終わった後、ラッパの人たちに「オーディション落ちちゃった」
と報告。
「ありえねー」とか「それはおかしいよ、さっきの合奏でもあんなに上手に
吹けてたのに」とか、いろいろ声をかけてくれて、また、指揮者に再度かけ
あってくれようとしてくれたけれど、自分の実力は自分が一番知ってるので
「もっと練習してそれからまたトライするよ、それまで待っててね」と返事。
「君のコルネットは、バンドに入らないのはもったいないから、他のバンドを
紹介するよ。Keep in touchしよう」と言ってくれて本当にうれしかったです。
このバンドが素敵なバンドだということは今回だけで十分わかったので、
このバンド(そして最終的には金管バンド)で吹ける日が来るよう日々精進し、
再度チャレンジします!I'll be back!
オーディション終了。またこの夜景を見に来るべく頑張ります。
いやぁー、それにしても人生初のオーディション。緊張したなー。
楽器のオーディションを受けるのは、人生はじめてで緊張します。
自分の得意な曲を吹いたり、初見で何かフレーズを吹かされたりするのかなぁ…
披露できそうな曲と言ってパッと思いつくのは
・埴生の宿
・ダニーボーイ
・鳩と少年(ラピュタでバズーが吹く曲)
・ショスタコーヴィチ「ワルツ第2番」
・ロドリーゴ「アランフェス協奏曲」(ブラス!!の映画バージョン)
・Floral Dance
・アーバンのバリエーションNo. 5 (Theme, Var.I, Var.II まで)
・アーバンのバリエーションNo.10 (Theme, Var.I, Var.II まで)
・アーバンのバリエーションNo.11
あたり。
前日の夜にミュートを付けて自宅で練習して、これらの曲を軽く
さらっておきました。
そして水曜日の夜、仕事を終え、その足でオーディション会場に。
いざ出陣。
会場に到着。19時でこの明るさ。だいぶ登ってきた感じ。
金管バンドのオーディションを受けに来たはずなのに、オーディション会場は
音楽科のあるCollegeの吹奏楽(ウィンドバンド)の合奏場。
実際、そこには金管だけでなく木管の楽器をもった人たちもいっぱい。
ちょっと「???」と思いましたが、まずは指揮者にあいさつ。
すると、とりあえず吹奏楽の合奏に参加するようにとの指示。
音出し。
ラッパの人から「お!うまいね」とか「コルネットらしい柔らかいいい音で
うらやましいね」とかほめられてちょっとうれしかったです。
そして、合奏。演奏会が終わった直後で、次回の演奏会に向けた初見大会の
ようでしたが、みなさん、むっちゃうまいんですけど!
とにかく演奏や吹き方、アーティキュレーションが的確で正確で安定していて、
今まで演奏してきたどのバンドよりもさらにレベル高ーっ。
個々人の演奏レベルが高く、演奏に余裕があるので、吹いていて楽しいし、
バンドの雰囲気も和やかで、とても好印象。
1時間ほど合奏して休憩。
ここで指揮者の人に呼ばれてオーディション開始。
指揮者の控室というか個室というか、そんな感じの別室に通されます。
「じゃぁこれを吹いて」と渡されたのがFirst Suite for Military Bandの楽譜
(だったと思います…記憶があいまいって時点で実はもうテンパってます)。
初見でいきなりこれですかい。
本来なら、初見で吹く前に、調号記号をチェック、拍や速さをチェック、
どこで息継ぎするかをチェック、など、いろいろ確認してから吹き始めるのに
なぜかこの時は緊張してしまい、
楽譜を渡されて、10秒後には吹き始めてました(ダメだこりゃ)。
やべーぇ、と思いながら、あわてて音符とアーティキュレーションを正確に、
と超高速で心がけて、自分の心を落ち着かせていたつもりだったのですが、
指揮者の表情を見るになんとなく惨敗な感じ。
音符を一音一音追うのに精一杯で、音楽としての表現や曲全体の中で
どういう流れで吹けばよいのか、リズムもつかみきれず、心もソワソワ
したまま吹き終えてしまいました。
結果はやはり不合格。
「うちのバンドのレベルには足りないね、残念だけど。サマーキャンプとかで
練習して、また受けにおいで」
たぶんオーディションは実質、5分くらいだったと思います。
自分の持ちネタなど自由に曲を吹く機会はなく、初見の一発勝負のみ。
普段の30%くらいしか発揮できない悔しい演奏でしたが、
その一発でどこまでパフォーマンスを出せるか
も実力のうち。
いい勉強になりました。
オーディションの最後に、この吹奏楽と金管バンドの関係がわからなかったので
質問してみると「この吹奏楽のバンドのメンバも多くがプロだけれど、バンドの
金管奏者の選りすぐりのメンバと音楽科のメンバで金管バンドは作ってるので、
まずはこの(吹奏楽の)バンドに入れるようになることだね」とのこと。
そういう仕組みなのか…。
しかも、プロと音大生のバンドだったとは!
知らぬが仏で、どえらいところに飛び込んだものです。
オーディションが終わった後は再び、合奏に合流。
そして合奏が終わった後、ラッパの人たちに「オーディション落ちちゃった」
と報告。
「ありえねー」とか「それはおかしいよ、さっきの合奏でもあんなに上手に
吹けてたのに」とか、いろいろ声をかけてくれて、また、指揮者に再度かけ
あってくれようとしてくれたけれど、自分の実力は自分が一番知ってるので
「もっと練習してそれからまたトライするよ、それまで待っててね」と返事。
「君のコルネットは、バンドに入らないのはもったいないから、他のバンドを
紹介するよ。Keep in touchしよう」と言ってくれて本当にうれしかったです。
このバンドが素敵なバンドだということは今回だけで十分わかったので、
このバンド(そして最終的には金管バンド)で吹ける日が来るよう日々精進し、
再度チャレンジします!I'll be back!
オーディション終了。またこの夜景を見に来るべく頑張ります。
いやぁー、それにしても人生初のオーディション。緊張したなー。
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